マフィーがくれた奇跡の時間
こんにちは! 今日は朝から冷たい雨です。 ワンズと1日家の中に引きこもっていました。 家事を終えてソファーに座り、テレビをつけてボーっとしていたら、 モニが抱っこ♪と来てくれました。 その後、マノン、メリアと順番にみんなママの足やらお腹の上に乗ってき ...
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こんにちは!
今日は朝から冷たい雨です。
ワンズと1日家の中に引きこもっていました。
家事を終えてソファーに座り、テレビをつけてボーっとしていたら、
モニが抱っこ♪と来てくれました。
その後、マノン、メリアと順番にみんなママの足やらお腹の上に乗ってきて、
大ラッシュ。
今まで、全員が一緒に乗ることはなかなかありませんでした。
ソファーでのお膝は、マフィーが第一優先でした。
モニは、お花のフカフカベッドが好きですし、
マノンはいつもソファーの隅っこがお気に入り。
その隣にメリアという感じでした。
マフィーがみんなを導いてくれたのかな?
入院中から、マフィーがいなくてスースーしていた足が、
一気にポカポカになりました。
そのままみんなとお昼寝。
とても心が安らぎました。
今は、ダイニングチェアに座っていますが、
マノン&メリアがギュウギュウで足の上に乗っています。
今日はマフィーがくれた奇跡の時間を記しておこうと思います。
マフィーが最初に嘔吐したのは、ジジババのおウチに行った時。
この後すぐに病院に担ぎこんだのですが、
ここで既に「マフィーは具合が悪いんだよ。」とジジババに納得させたのだと思います。
とても高い数字をたたき出した膵臓の数値。
先生が、まさか!!と驚かれるほどの元気ぶり。
強制給餌を含めて、ご飯も頑張って食べてくれました。
ササミを自分でお口を開けて食べるマフィー。
とても頑張っているマフィーでしたが、
数値だけ見ると、いつ何が起きてもおかしくない状態だと言われてネエネが帰国しました。
いつもの「お祭り娘」の姿を披露してくれました。
周囲がハラハラするようなお転婆ぶり。
大好きなネエネに会えて、ニコニコのマフィー。
ネエネの帰国を待ち、最後の楽しい時間をプレゼントしてくれました。
この時は、快復して元気いっぱいで退院できるかもしれないと、期待を持ちました。
先生も、この様子を見て期待してくださっていました。
が。。。その2日後、脳に異常が起きました。
CT検査を受け、腹部・頭部共に腫瘍などなく、
外科的手術を受けるような症状は見られない。
という結果を受けました。
正直、もう投薬以外手立てがないという結果です。
目が見えなくなり、立ち上がることもできなくなり、
ご飯もほとんど口に入らない状態になって、ネエネとお別れ。
この時、ネエネも覚悟ができたと思います。
ネエネがロシア上空を飛んでいる頃、点滴と共におウチに帰れることになりました。
お耳は聞こえていたので、とても嬉しそうな表情をしていました。
首を起こせたのは、この時が最後でした。
家に着いてみんなと会えました。
サークルの周囲をみんなで代わる代わる回っていました。
メリアは一緒に寝たかったのね。
でも、少しの刺激で発作が起きかねないのでそれはできませんでした。
ジジババにも、お耳が聞こえるうちにご挨拶ができました。
この翌日はみんな会社があるので、わたしがマフィーの横で休むことにしました。
眠くて仕方がないけれど眠れない。。。
最後の記憶は1時でその後寝てしまったようです。
急に汗びっしょりになっている自分に気が付いて目覚めたのが、
3時20分でした。
マフィーのことを覗くと、スヤスヤ寝息が聞こえて静かに寝ていました。
喉が渇いたので、コーヒーを飲みにキッチンへ。
一口飲んで戻ってくると、発作を起こしていました。
発作はすぐに治まったのですが、その後の手足の突っ張りがなかなか治まりません。
もしかして。。。と胸騒ぎがして家族を起こしに行きました。
戻ってきても、まだ手足が突っ張っていましたが、
ほどなくして今度は、早足で歩くようにきれいなフォームで手足を動かし始めました。
(今から思うと、この時、迎えにきたメルのところに駆け寄っていたのかもしれません)
手足の動きが止まった。。。と同時に呼吸が止まっていました。
とてもとてもマフィーらしい、綺麗な最後でした。
時計を見ると、3時42分。
どうして、3時20分にわたしの目が覚めたのか、とても不思議でなりません。
長女は、ドイツの自宅に付いてホッとしている時間になっていました。
マフィーは、家族とのお別れの段取りを綿密に考えて逝ったように思えてなりません。
もしかすると、メルの協力もあったのかも。。。
メルも、発病(急性腎盂炎)して1週間でしたが、同じようなお別れでした。
マフィーの臨終時、モニは横で爆睡していました。
これがまた救いでした。
起きていたら、ショックを受けたに違いありません。
早々に、マフィーをきれいに拭いてあげて、大好きな長女の部屋に安置。
モニだけには察せられたくありません。
片付けを始めると、モニが起きてきました。
サークルの周囲をグルグルクンクン。
不思議そうにしていましたが、ショックを受けている様子はありませんでした。
朝になって、獣医さんに電話で報告しました。
「今朝、マフィーが逝ってしまいました。」と告げきれないうちに声にならなくなってしまいました。
先生も一緒に泣いてくださいました。
更にわたしがもらい泣き。。。
先生が一生懸命手を尽くしてくださったのだというのが伝わってきました。
先生方と気持ちを1つにして戦ってこれたのだと、改めて感じました。
また、頑張ったマフィーを誉めていただきました。
先生には、絶妙なタイミングで家にマフィーを帰してくださったことに感謝して電話を切りました。
パパも次女も会社を休んで、マフィーを送ることができました。
大好きなぬいぐるみに囲まれて、穏やかな笑顔のマフィー。
全部持たせてあげたかったのですが、ぬいぐるみは一緒に火葬できませんでした。
遊びたくなったら、いつでもおウチに戻ってきていいからね。
こうしてブログを書いていても、涙がハラハラハラハラ枯れることなく出てきてしまいます。
しばらく続くのでしょうね。
細かいことを忘れてしまいそうなので、
まだ記憶が鮮明なうちに残しておきたいと思って記しました。
この写真は、昨年の9月に鋸山に行った時の写真です。
大仏様との初で最後のツーショット写真になってしまいました。
お茶目なマフィー、大好きよ!
49日の間、皆さまのところにお礼に伺うかもしれません。
バッグなど出しっぱなしにしておくと、
美味しい物が入っていないか、顔を突っ込んで確認するので気を付けてくださいね。