こんにちは。

群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原にある、
「鎌原観音堂」を訪れました。

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こちらの施設は観音堂のすぐ横にある、
鎌原インフォメーションセンターです。


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ガーデンには可愛いお花がいっぱい溢れていました。

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この施設から100mほど行ったところに観音堂があります。

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大きな溶岩がある道を下って行きます。

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浅間山の火口から12㎞離れた鎌原村。
天明3年(1783年)8月5日、
浅間山の大噴火による土石なだれによって被害を受けました。

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当時の村の人たち8割が命を失ったそうです。
難を逃れたのは93人。
その93人は、この村の丘の上にある、
観音堂の50段の階段を上りきった人々でした。

現在は階段が土石に埋もれてしまい、
15段しか外に出ていません。

これだけでも、土石流の凄さを実感します。
発掘調査によると、土石層の厚さは6mだそうです。

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その発掘調査の際、お二人の女性被災者がおんぶしている状態で
発見されたそうです。

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こちらは、発掘された埋没した民家の一部だそうです。

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今では「鎌原観音堂」は、
人々を守った奇跡の厄除け観音として祀られています。

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観音堂横にある「嬬恋郷土資料館」です。


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ワンズ、バギー又は抱っこなどで入館可能です。

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発掘調査で見つかった当時の物や、
様々な資料が展示されています。

奇跡的に助かった93名は、この村から離れることなく、
見事に復興を成し遂げます。
その資料を読んで、感動してしまいました。

資料館から見える鎌原村。

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ただの景色ではなく、とても感慨深い気持ちで眺めました。

もし、北軽井沢方面にお出かけの機会がありましたら、
この歴史に触れてご覧になるものいいかもしれません。

現代では、様々な機器で噴火の様子を観察しています。
二度とこのような噴火が起きることなく、
被害が繰り返さないことを祈るばかりです。

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